Guitarist Tatsutoによる楽曲解説④

track 3 “Innocence”
再び「イノセンス」から。

上はメインリフです。6弦開放+5弦7フレットでルートのEをオクターブで重ねていますが、トップで3弦7フレットのDを弾いており、この音はセブンスです。本来マイナースケール上の音ですが、ロックの場合、ブルース色を強める時にこの音を使いますね。クリームの「クロスロード」など。

全体ミュートというかブラッシングでジャキジャキ弾いています。コーンなどのモダンな感じ(モダンといっても20年前ですけど・笑)にしたかったんですが、そうなってないな(笑)

下はギターソロで使っている音を。緑の枠で示した部分はEマイナーのコードトーン(赤丸はルートです。1弦12フレットはオクターブ上のルートですね)で、このソロの基本メロディーはこれに沿っています。スケールは、セブンスの音を半音上げてメジャーセブンス(オレンジの枠で囲ってます)にして、ハーモニックマイナーにしています。メインリフとソロで7度の音を使い分けているんですが、よく考えたら、これ、イントロのアルペジオでも使っている音ですね(D#とD)。意識はしていませんでしたが、ここで一回使っているから、曲全体を通じて違和感がないのかな。

ちなみにエンディングのギターソロ(ボーカルに重なっているやつです)は、ひたすらペンタトニックを力任せに弾いてます。
私「一回試しに弾いてみます」
スタッフさん「あ、今の一応録音してましたよ」
私「マジっすか!では、それ採用で」

基本的に一発録りの人です(笑)

(追記)
すいません、これ、よくみたら、下の図、おかしいですね。
上が6弦、下が1弦になっちゃってます。ややこしいなぁ(苦笑)

(Tatsuto)

Guitarist Tatsutoによる楽曲解説②

Track3 “Innocence”

4+2の6拍子。個人的にはとても好きなリズムです。変わった拍ですが、違和感なく聴けるのではないでしょうか。

上はイントロのアルペジオ。リハ中にアドリブで作ったフレーズで、ぶっちゃけ手クセです(笑)。
ルート+短3度+7度でコード感強めなはずなんですが、ボトムを半音ずつ下げて進行しているので、むしろ無調声な感じ。
これが「天国への階段」みたく、経過音としてベースラインを使いながら安定したコードに帰着する感じにすると(Am→Am/G#→Am/G→D/F#)「泣き」になるわけですね。

下は中間の4拍子の箇所。今度はトップの音を変えてます。テンションというより不協和音って感じですね(ボーカル、よく合わせてくれてるわ。助かる〜)。イメージは浅井“ベンジー”健一のシャーベッツでのプレイですけど、パクったつもりでも、よく聴いたら全然違うぞ(笑)

ライブではもっとリバーブかけますんで、さらに混沌な感じを期待してくださいね。

(Tatsuto)