Guitarist Tatsutoによる楽曲解説②

Track3 “Innocence”

4+2の6拍子。個人的にはとても好きなリズムです。変わった拍ですが、違和感なく聴けるのではないでしょうか。

上はイントロのアルペジオ。リハ中にアドリブで作ったフレーズで、ぶっちゃけ手クセです(笑)。
ルート+短3度+7度でコード感強めなはずなんですが、ボトムを半音ずつ下げて進行しているので、むしろ無調声な感じ。
これが「天国への階段」みたく、経過音としてベースラインを使いながら安定したコードに帰着する感じにすると(Am→Am/G#→Am/G→D/F#)「泣き」になるわけですね。

下は中間の4拍子の箇所。今度はトップの音を変えてます。テンションというより不協和音って感じですね(ボーカル、よく合わせてくれてるわ。助かる〜)。イメージは浅井“ベンジー”健一のシャーベッツでのプレイですけど、パクったつもりでも、よく聴いたら全然違うぞ(笑)

ライブではもっとリバーブかけますんで、さらに混沌な感じを期待してくださいね。

(Tatsuto)